二輪車であっても基本は四輪者の犯罪防止対策が可能だ。ただ違う点が2つほどある。

1つは、二輪車は運転席などがはじめからむき出しの状態であること。これにより犯人が手を出しやすくなり、また防止策も限られてくる。そして仮にカーセキュリティを仕込んでいたとしても解除や破壊が容易に行われてしまうのである。こうした二輪車独自の特性を考慮しておかないと、せっかくのカーセキュリティが無意味なものになりかねない。

2つ目に、二輪車は四輪車よりコンパクトで軽いということ。つまり、いくらキーシリンダーをふさいだりタイヤロックをかけたりしたとしても、その気の犯人グループになら二輪車ごとトラックに積まれるなどして持っていかれてしまうかもしれないのである。U字ロックなどでどこかとつなげたとしても専用カッターで切断されてしまうし、さまざまな種類のカーセキュリティを組み合わせて犯罪を防止するしかない。

しかし、二輪車の防犯対策でもっとも重要なのは、そもそも盗難されにくい環境に二輪車を駐車することだ。駐車場において人目に付きやすく明るい場所に停めるなどするだけでだいぶ被害率が変わってくる。小手先のカーセキュリティよりは、根本のところから気を配っていこう。